toの使い方はさまざま

◾️疑問
Duolingoで次の文が出てきました。

Yes! He’s a person who kids look up to.

意味は「彼は子どもたちが尊敬している人です」です。

ここで気になったのが、文の最後の to です。
最初は「to 不定詞」なのでは?と思いました。
でも後ろに動詞がありません。
そのせいで、to の使い方がよく分からなくなりました。

◾️ChatGPTによる解説
今回の to は、不定詞の to ではありません。
look up to という表現の一部として使われている to です。

look up to はセットで「尊敬する」という意味になります。

I look up to my father.
私は父を尊敬しています。

Kids look up to him.
子どもたちは彼を尊敬しています。

今回の文を理解するには、まずこの look up to をひとかたまりとして見る必要があります。
to だけを切り離して見ると、「不定詞かな?」と考えたくなりますが、ここではそうではありません。

Yes! He’s a person who kids look up to.

この文は、もともと次のような形をもとにしています。

Kids look up to him.

ここで him が、「どんな人か」を説明するために who に変わって前に出ています。
すると、もともと look up to him の中にあった him だけが前に出て、to は文の最後に残ります。

つまり、文末の to は突然そこに現れたわけではなく、もともと look up to him の一部だったものが、そのまま残っているだけです。

今回の文を分解すると、感覚としてはこうなります。

Kids look up to him.

he is a person

He is a person who kids look up to.

このように、look up to の目的語だった him が who に置き換わって前に出ると、to は後ろに残ります。

英語の to は、つい「to + 動詞」の不定詞として見たくなります。
でも実際には、to の使い方はそれだけではありません。

・to 不定詞の to
I want to study English.

・方向を表す to
I went to the station.

・動詞や表現の一部として入っている to
look up to ~
talk to ~
listen to ~

今回の to は、この3つ目のタイプです。
to 自体に何か特別な意味を足しているというより、look up to という形で「尊敬する」という意味を作っている、と考えるとわかりやすいです。

◾️ポイントまとめ
・今回の to は不定詞ではなく、look up to という表現の一部
・look up to はセットで「尊敬する」という意味になる
・もとの形は Kids look up to him.
・him が who に変わって前に出たため、to が文末に残っている
・英語の to は不定詞だけでなく、方向を表したり、表現の一部になったりもする

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