◾️疑問
「言いました」と書いてあるので told を使い、
「重要な日付」と書いてあるので単数として考えました。
ところが正解は asked と dates。
日本語に書かれていない背景まで想像しないと、出題者の意図はわからないのでしょうか。
◾️問題
彼は章の中の重要な日付に下線を引くように私たちに言いました。
◾️自分の回答
He told us to underline an important day in the chapter.
◾️正解
He asked us to underline important dates in the chapter.
◾️ChatGPTによる解説
この問題では、日本語から英語へ変換するときに、日本語では明示されていない情報を英語側で決める必要があります。
特にポイントになるのが、asked / told と、date / dates です。
まず、日本語の「〜するように言いました」は、英語では必ず told になるわけではありません。
tell 人 to do
= 人に〜するよう言う・指示する
ask 人 to do
= 人に〜するよう頼む・求める
どちらも日本語にすると「〜するように言う」と訳せる場合があります。
そのため、日本語だけを見ると両者の違いが見えにくくなります。
He told us to underline …
であれば、「私たちに下線を引くよう指示した」というニュアンスになります。
He asked us to underline …
であれば、「私たちに下線を引くよう頼んだ・求めた」というニュアンスになります。
今回の正解では asked が使われているため、出題側は「私たちに下線を引くよう求めた」という場面を想定しています。
しかし、日本語の「言いました」だけでは、その場面が「頼んだ」のか「指示した」のかまでは明確に区別できません。
したがって、文脈によっては told を使った英文も成立します。
もう一つが「日付」です。
英語では、カレンダー上の日付や歴史上の年月日などを表すときには date を使います。
day は「日・一日」という時間そのものを表す語なので、今回の「重要な日付」には date が適しています。
さらに、日本語の名詞には通常、英語のような単数形・複数形の区別がありません。
「重要な日付に下線を引く」
という日本語だけでは、重要な日付が1つなのか、複数あるのかは分かりません。
英語ではここを決めなければならず、1つなら an important date、複数なら important dates となります。
Duolingoの正解は important dates なので、章の中にある複数の重要な日付に下線を引く場面が想定されています。
しかし、「重要な日付」という日本語そのものには複数であることは明示されていません。
つまり今回の問題では、日本語から直接読み取れる情報だけでは、asked / told と単数 / 複数の両方を完全には確定できません。
英語では区別する必要がある情報を、日本語では文脈に任せて省略できることがあるためです。
ただし、ここから英語として持ち帰れるポイントは明確です。
「言った」という日本語を見ただけで tell と決めるのではなく、
「指示した」のか「頼んだ・求めた」のかによって tell と ask を考えること。
そして「日付」は day ではなく date を使い、
英語にするときには日本語に表れていない単数・複数も判断する必要があることです。
日本語から英語へ直す問題では、単語を一対一で置き換えるだけでは決まらない部分があります。
日本語では同じ表現にできても、英語では話し手の意図や対象の数によって形を選び分ける場合があるためです。
◾️ポイントまとめ
日本語の「〜するように言う」は、英語では told と asked の両方があり得る。
tell 人 to do は「〜するよう言う・指示する」、ask 人 to do は「〜するよう頼む・求める」という違いがある。
「日付」には date を使う。
日本語の「日付」だけでは単数・複数が分からないため、英語では文脈から an important date / important dates を選ぶ必要がある。
日本語では省略できる情報でも、英語では明示しなければならないことがある。
そのため、日本語問題では問題文だけでなく、出題者が想定している場面まで考える必要が出てくることがある。

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