which って『どれ?』じゃないの?

◾️疑問
which といえば、「どれ?」という疑問詞のイメージしか持っていませんでした。

ところが、Duolingoで次の文が出てきました。

◾️問題
Is this the plant which you grew last year?

日本語は「これはあなたが去年育てた植物ですか?」です。

選択肢があるわけでもないのに、なぜ which が使われているのでしょうか?
「どれ?」という意味には見えず、とても不思議でした。

◾️ChatGPTによる解説
この which は、疑問詞ではなく関係代名詞として使われています。

関係代名詞は、「どれ?」と質問するためではなく、前にある名詞を後ろから説明するための言葉です。

この文は、次の2つの文をまとめたものと考えると分かりやすくなります。

This is the plant.
You grew the plant last year.

共通している the plant を which に置き換え、1つの文にまとめると、

Is this the plant which you grew last year?

になります。

つまり、この which は「どれ?」ではなく、「あなたが去年育てた」という説明を plant に付け加える役割をしています。

では、本当に「どれ?」と尋ねる which はどう違うのでしょうか。
例えば、

Which plant did you grow last year?

なら、「どの植物を育てましたか?」と相手に選ばせる質問になります。

一方、今回の文では、すでに plant という名詞があり、その plant がどんな植物なのかを説明しています。
質問をしているのではなく、「去年育てた植物」という情報を後ろから追加しているだけなのです。

同じ which という単語でも、文の中での役割はまったく違います。
意味だけで判断すると混乱しますが、「何をしている単語なのか」という役割を見ると、自然に読めるようになります。

◾️ポイントまとめ
・which には「どれ?」という疑問詞だけでなく、関係代名詞としての使い方もある
・今回の which は質問ではなく、plant を後ろから説明している
・関係代名詞は、2つの文を1つにまとめる働きをする
・単語の意味だけではなく、その文での役割を見ると理解しやすくなる

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